安楽温泉 鶴乃湯

安楽温泉街の下流部に位置し、国道と天降川の間に建つ。
受付で料金を支払うと、貴重品入れの場所、トイレの場所、浴場の場所の説明を受ける。浴場は階段を下りることになる。踊り場があり、左に女湯、正面が男湯となる。




脱衣所は8畳間ほど、右に木製の棚が並び左に浴場入口がある。
引き戸を開けると2槽に分かれた主浴槽が目に入る。狭い浴槽と広い浴槽との温度差はほとんど感じ取れない。湯はうっすら潮濁りだ。湯口付近には温泉の成分が塊を形成し個性を証明している。すくって口に含むと酸味と若干の苦味が広がる。湯は飲泉可との表示がある。




洗い場は壁を隔てた隣に2か所、川に面した窓辺に3か所ある。湯は白湯が供給されている。窓辺の洗い場の左奥にはうたせ湯が2つ、右隣にはステンレス浴槽に水が注がれている。うたせ湯は座るか横になって利用する。水浴槽は地下水が引き込まれているようだ。




水浴槽側の扉を開けると川に面して露天浴槽が配置されている。隣にはむし湯もある。露天風呂からは安楽温泉の風景と天降川を渡る心地よい風を手に入れることができる。




分析表から鶴乃湯独自の源泉であることが分かる。メタケイ酸の含有量が多いことを謳う掲示がある。


安楽温泉 鶴乃湯
霧島市牧園町宿窪田4221
0995(77)2483
ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩温泉
45.4℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天 むし湯 水風呂 打たせ湯
300円
8:00~21:00
2015/9/27