霧島高原国民休養地

広大な草地は車を持ち込みキャンプができる。無論料金は必要だ。コテージや炊事場なども備えられている。
温泉のみの利用も可能で、受付棟で料金を支払う。浴舎は別棟で受付棟の奥に建つ。




脱衣所には木製の棚とプラ籠が並ぶ。浴室に入ると10人を超える人々で混雑していた。
右手壁に洗い場が並び、左手に浴槽が配置されている。湯口と淵は特徴ある形状だ。壁に設けられた湯口はラッパのような形で、温泉成分が固着している。浴槽の淵は人一人が腰を下ろせる程度の半円形が連続している。他に見られない形状だ。湯そのものに突出した特色は見出せないが、浴槽内のタイルなどは褐色を帯びている。

露天もある。浴室奥の扉を開けると小ぶりの露天が現れる。遠く霧島連山が見渡せる。石などを配置した浴槽には灰色っぽい笹濁りの湯が満ちている。湯口付近は石が褐色に変化している。




源泉は新床国有林にある。源泉温度が高いため、夏場は加水されているらしい。


霧島高原国民休養地
鹿児島県霧島市牧園町高千穂3311
0995(78)2004 HP
ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩
65℃
シャンプー類なし ドライヤーなし
内湯 露天
200円
9:00~20:00
休:水曜日
2015/9/26