さつま町市街地の北東部、さつま警察署の東隣に朝6時から営業している共同浴場がある。素泊まりもできる。
玄関を入ると正面に受付、料金を支払う。男湯は受付の右手となる。
脱衣所には木製の棚が並ぶ。簡易な鍵がついた蓋のある棚で、運が良ければ鍵が機能する棚を使用できる。バンコが用意されている。腰かけて靴下を履いたりするときは重宝する。
浴室はL字で、入ってすぐ左にかかり湯枡、その並びにサウナ、その先に洗い場が並ぶ。右に水風呂と浅い浴槽が揃い、正面に主浴槽が陣取る。
主浴槽の右奥はバイブラが作動している。窓からは陽光が差し込み浴槽に満たされた湯を美しく見せる。浴槽のタイルは茶色だが、元来の色は乳白色と思われる。温泉成分による変色と思われる。浴槽周りの床も茶色に変色している。
湯そのものは熱めで無色、無味だ。塩素臭を感じ取れる。分析表によればナトリウムが比較的多く含まれるが、塩味を感じ取ることはできなかった。肌に印象を残すことはない。
洗い場には白湯が供給されているようだ。
浴舎を後にするまでの間、ずっと貸切状態だった。贅沢な時間を過ごすことができた。
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平和温泉センター
薩摩郡さつま町轟町23-1
0996(52)3611
単純温泉
54.2℃
シャンプー類なし ドライヤーあり(100円/5分)
内湯 サウナ 水風呂 バイブラ
250円
6:00~22:00
休:第2・3木曜日
家族湯あり 700円/60分
2016/4/30