鹿児島県は遠い!しかも日帰り強行軍!しかし、川内高城温泉はその価値があります。国道3号線を左折し山間の県道340号をしばらく進むと川内高城温泉です。マル善旅館の案内板を頼りに進めば確実です。
なだらかな温泉街を通り抜けると駐車場です。車を降りそこからぶらぶら歩きます。こんな温泉街が今でもあるんですね。驚きです。マル善旅館は別として、風情のある家並みが嬉しい限りです。
どこの湯に入ろうか迷いました。駐車場にあった古い看板から、共同浴場の側に位置するうめ屋さんにしました。玄関を入り250円を旦那さんに手渡し浴場へ。廊下の中ほどに浴場の入口はあります。脱衣所は手前と奥に2箇所あります。では、浴場の扉を開けます。
男女とを分ける壁に面したタイル張りの浴槽は浴場の中央にあり、溢れた湯は浴場の隅にある溝へ流れ込むように床には明らかな傾斜がつけられています。湯は無色透明、湯口の湯をすくってみます。なんとやわらかい硫黄の臭いでしょう!飲んでみます。まろやかな玉子味が喉を流れていきます。たまりません。体を沈めます。やや熱めの湯ですが、肌はしっとりと落ち着きます。泡付きこそそれほどではありませんが、とても気に入りました。
洗い場はとりあえず2箇所、これは関係ありません。掛け流しの湯が注がれているんですから、浴槽の湯をケロリンの桶ですくって体を流せば良いのです。
源泉は協業組合で管理されているようですので、加盟しているどの旅館でも同じ源泉が楽しめるのでしょう。この日は生憎の小雨模様、次回は晴れた日に訪れのんびり過ごすことにしましょう。
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川内高城(せんだいたき)温泉 梅屋旅館
川内温泉3号19号(協業組合2号1号)
0996-28-0016
川内市湯田町
単純硫黄泉(アルカリ性低張性高温泉) 混合泉(川内温泉利用組合)
53.6℃
無色 掛け流し 石鹸あり
250円(子供100円)
6:00~21:00
2005/5/2