R328号から入来温泉街へ車を踏み入れます。昔ながらの温泉街は雑然とした印象も受けます。温泉街を抜ける頃、柴垣湯を見つけました。体育館前交差点から入来温泉を囲むように走る市道を進むと簡単にアクセスできます。
柴垣湯の前には、道に面して駐車場があります。便利です。入口は2箇所ありますが、入ると広いロビーのような空間になっています。自動券売機で入浴券を購入します。男湯は左です。脱衣所と浴室はガラス戸で仕切られています。先客は二人。褐色の石を使った浴槽は中央にあって、浴槽と同色の石が床に敷き詰められています。湯は熱め。土色に濁った湯は、浴槽の底が見えません。湯口の左の蛇口をひねると湯、飲泉できます。塩味がします。
浴場の隅には長方形の桝があり、上がり湯として透明の湯が用意されています。この湯は、洗い場の湯としても使われてます。後客はなく、先客一人が体を洗っています。ひっそりとした時間が過ぎていきます。
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入来温泉 町営柴垣湯
薩摩川内市入来町副田6208
炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
43.2℃
100円
6:00~22:00
2007/5/3