たまたま無人だった受付に150円を置き、脱衣所へ。内部に改装の形跡はなく記憶が蘇ります。木製の一部ふたつき脱衣棚が並びます。スリガラスの引き戸を置けると浴室です。中央には美しいタイルをあしらった浴槽が鎮座しています。
透明感のある湯が絶えず注がれ、溢れた湯は淵に刻まれた窪みから流れ去ります。無臭、素直な肌印象です。誰一人と会うこともなく時間だけが過ぎて行きます。
湯上り、下ノ湯近くにある旅館の湯を尋ねました。しかし、小島温泉旅館、旅館福地温泉は玄関に鍵がかかり、入浴を願うことさえ叶いませんでした。
次の写真は、2007年5月3日に訪れたときの浴舎の風景です。
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藺牟田温泉 下ノ湯温泉
薩摩川内市祁答院町藺牟田字原田2652-2
0996（56）0402
単純温泉（藺牟田2.7.9号混合泉）
45.0℃
シャンプー類なし ドライヤーなし
150円
6：00～22：00
休：毎月10日・25日
2013/6/16