吉松から大口へ至る県道を進むと、湯之尾温泉と書かれた看板が目に留まります。ここから左折すると、まもなく湯之尾温泉となります。特にこれといってない田舎の風景があるだけです。この道沿いに町営の公衆浴場が所在します。
周りの風景に溶け込まない緑色の屋根が目印です。受付の帽子をかぶったおじさんに150円を支払い、脱衣所へ進みます。シンプルな棚に服を脱ぎ、浴場へ。先客は一人です。浴槽の内側はFRP製ではないかと・・・。湯口からは熱い湯が掛け流されています。淡い緑色を帯びていますが、特徴が少ない湯です。浴場の左手には長い桝、かかり湯用の湯が注がれています。初めて見るシステムです。洗い場もあります。蛇口には温泉成分が凝固したような塊があります。飲泉の許可はないようで、味は未確認、塩素?に似たような臭いが感じられます。
公営の大衆浴場、できたのはそれほど古くはないようです。
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菱刈鉱山温泉 町営公衆浴場
伊佐郡菱刈町川北2002
(源泉地前目字大山口3850-ロ )
炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
64℃
アメニティーなし
150円(子供50円)
7:00~20:00
2006/8/28