地図を眺めながら、湯之尾温泉のありかを探すと、ちょうど鵜泊温泉あたりに温泉マークがあるように感じます。県道を進むとＧＳ側にある古い湯之尾橋が目に止まります。これを渡り、直ぐの交差点を左に曲がります。そのまま直進すると鵜泊温泉の看板に出会います。足を踏み込むと、あれ？と思います。が、ここでいいのです。
１００円を受付に支払い浴場へ。脱衣所に踏み込むとガラス越しに浴槽が見えます。シンプルな脱衣所に服を脱ぎ捨て浴場へ進みます。
大きな浴槽ですが、時代が刻まれています。大人が２０人ぐらい入れそうなスケールです。湯に浸かり湯を眺めていると、気づきます。茶色の湯の華がたくさん舞っています。光の加減では金色にも見える湯の華、驚きました。写真右側は湯の華を写そうとしたものです。源泉は自家源泉と引き湯を混合したものとのこと。他の施設では湯の華が見られなかったことから、湯の華は自家源泉からのものと思われます。洗い場の一角には湯の成分で見事な塊ができています。あまり美しくはなかったので写真は控えましたが、見事です。
湯之尾温泉の中では、個性を備えた温泉のです。やや施設は古いのですが、湯の魅力に惹かれる人にはお勧めの温泉です。
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鵜泊温泉
伊佐郡菱刈町川南１１０９
ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉
46.5℃
アメニティーなし
100円
2006/9/2