江之島温泉

桜島の南東に位置する垂水市。町の中心部を国道220号が南北に貫き、垂水と国分、垂水と鹿屋を結びます。
その国道を進むと町の北あたりに海潟温泉の表示、その一角に江之島温泉があります。



やや狭い道を進むと、海岸側に駐車場が用意されています。
案内に従い歩むと、風情のある浴舎が迎えてくれます。

脱衣所には番台があり、こちらで料金を支払います。
壁には昭和61年の分析表、白鶴のポスター、配管に付着した温泉成分のスケールなどが飾られています。




浴室の中央には2層に分かれたタイル貼りの浴槽がひとつ。窓際に洗い場の蛇口が並びます。
濃いエンジ色のタイルは、成分で変色しているようで、ところどころ補修されています。浴槽を縁取るように床にも緑と白っぽいタイルが敷き詰められています。



湯口側の浴槽は熱くて入れません。広い手前側は適温です。
すくってみるとほのかに硫化水素臭、口に含むとまろやかな温泉玉子味を感じます。



浴室は、昭和のまま時間は止まっているようです。


江之島温泉
垂水市海潟541-1
0994(32)0765 HP
単純硫黄泉
47.5℃
内湯
シャンプー類なし ドライヤーなし
250円
8:30~21:00
休:不定期
2011/4/16