開聞温泉

指宿市山川の長崎鼻と川尻をつなぐ県道242号の途中、小さな案内板を見落とさなければ到着することができます。途中の案内に従い進むと、雑木が茂る敷地に導かれます。その一角に濃いベージュ色の建物が現れます。こちらが目的の施設です。



手前が男湯。番台には誰もいなく料金を置いて脱衣所へ。木製の棚が並びます。目を引くのは至るところに貼られた注意書きです。マナーを求める内容の書き物が多く、それだけ守られていないのでしょう。
引き戸を開けると浴場です。中央に2つに分かれた浴槽が配置されています。奥の浴槽は幅がやや狭い形状です。浴槽を満たすのは土色の湯。全く中が見えません。




洗い場は右手手前にあります。洗い場にも温泉が供給されていて、口に含んでみると強い塩味が広がります。浴槽の湯は熱め、浴槽から汲み湯して浴槽の側で体を洗う人もいます。
浴場の壁にも注意書きがあちこちに貼られています。奥の方では木の枕を利用して横になって寛ぐ人がいます。指宿ではよくみられる情景のようです。


開聞温泉
指宿市山川岡児ヶ水1446
0993(35)0457
含塩化土類弱食塩泉
49.3℃
アメニティー類なし
300円
10:00~18:00
2012/10/6