国道3号線からおれんじ鉄道の湯之元駅までの間は、区画整理が行われているようです。ぶらぶら歩いていると、偶然にこちらの宿の看板を発見しました。
真新しい建物です。看板がなければ宿とは思わず通り過ぎてしまいそうな建物です。玄関を開け立ち寄り湯をお願いします。主人らしき方が出てこられ、一旦浴槽を見に行かれました。入浴できるようです。
脱衣所も浴室もコンパクトで、貸しきり湯ほどの広さです。脱衣所には木製の棚と籠があるだけのシンプルな風景です。
扉を開けると浴室です。3畳間ほどの空間です。薄いピンク色のタイルが腰高まで貼られ、グレーのタイルが洗い場の床に敷き詰めれています。浴槽は寛いでひとりが入れる広さです。湯口からはホースが伸び、激熱の源泉が注がれています。無色の湯です。湯に鼻を近づけると弱い硫黄臭に気付きます。
手を入れることもできないほど熱い浴槽の湯、加水しても追いつけません。身を沈めることはあきらめました。洗い場はなく、浴槽から湯をくみ上げて掛け湯をすることになります。
訪れたのは午前10時、外来入浴は午後3時からとのことで、配慮していただいたようです。
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湯之元温泉 旅館遠見
日置市東市来町湯田3408
099(274)2027
アルカリ性単純硫黄泉
67℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯
300円
15:00~21:00
2013/4/27