


脱衣所内は広くやや雑然とした印象です。ガラスなどには注意書きがマジックのようなもので書かれています。浴室には浴槽が2つ。湯口からの湯は一旦右手奥の小さい浴槽に注がれ、溢れた湯が主浴槽に流れ込んでいます。源泉温度は60℃を超えるものの、そのまま投入されているようです。
浴室に入ったとたん、鼻腔には硫黄の臭いが届きました。主浴槽の湯はそれでも熱く、踏み込みの段に腰を下ろし、お腹から下を浸かっていると、1分ほどで浸かっていた部分は赤く変色してしまいました。カサカサ感はなく滑らかな肌印象です。湯は飲泉可で、まろやかな硫黄の臭いと玉子味が心地よく神経を刺激します。



洗い場には押し込みタイプの蛇口、赤いしるしの方からは源泉が流れてきます。朝から人の流れは途絶えず、人々の生活に密着した温泉であることがうかがえます。
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湯之元温泉 ゆわく温泉
日置市東市来町長里885
099(274)0311
単純硫黄泉
61℃
シャンプー類なし ドライヤー有料
内湯
100円
5:15~21:00
2013/4/27