国道223号、道の駅霧島の近くに立つのぼり旗に従い、ほんの少し進むとこちらの施設です。
入口を入ると温泉チケットの自販機が正面に見えます。隣には受付の人がいて、右手に進み靴をスリッパに履き替えるように案内されます。手前に男湯、先に女湯。
土曜日の昼下がり、雨にもかかわらず脱衣所には若い年齢層の人が多数あり、人気のほどを物語っているようです。こちらは温泉泥パックで知られ、露天の一角にはその泥が木の箱に準備されています。
脱衣所には無料の鍵付き貴重品入れが用意されています。浴場に入ると、左に洗い場、正面に内湯が配置され、右手の扉の先には露天が見えます。
内湯の浴槽は褐色に染まり、白い粒子が浮遊しています。ツンとくる酸性の臭いは弱く、硫黄泉らしさは色と表情に表れているようです。
露天は岩で組まれ、木々で植栽された緑を眺めながら楽しむことができます。湯は内湯より白濁の濃さが強いようです。泥パックをしたまま露天に入ってもかまわないことが理由の一つかもしれません。湯を手に取ると内湯とは異なる臭いを感じます。
露天の側には水風呂と洗い場が備えられています。
湯温を計りに来た人によれば、人気の泥パックは3分ほどで洗い流したほうがよいとのこと。長くそのままにしておくと、泥が流れにくくなるそうです。
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さくらさくら温泉
霧島市霧島田口2324-7
0995(57)1227 HP
単純硫黄温泉
58.0℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
700円
10:00~20:00
2013/7/6