ホテル1階の通路を進むと突き当りが浴室で、2室あります。貸切で利用する仕組みで、入浴する際は、木札を下げることになります。写真は霧島の湯と名付けられた内湯で、脱衣所にはドライヤーをはじめ綿棒などが揃えられています。
扉を開けると浴室が現れます。左右に洗い場が設けられ、正面の窓に面して浴槽が配置されています。右手の角に湯口が設けられ、手に取ることができるほどの湯温に調整されています。湯はうっすらと濁り、薄茶色の湯の花が浮遊しています。洗い場にも温泉が供給されています。ほんのり硫黄臭が漂う湯は肌に優しく、しっとりとした印象を残します。
戸外には戸建ての湯舎が3棟建てられています。駐車場の一角にある犬飼の湯は岩を配した露天です。受付で渡された木札に付けられた鍵で南京錠を開けます。
造りは簡素で、脱衣所と露天の間に仕切りなどはありません。注がれる湯はうっすらと濁り、硫黄臭が漂います。口に含むと玉子味が広がります。高い板壁が設けられているため、霧島の景色を楽しむことは叶いません。
近接する2つの戸建て浴舎（轟木、花房）は内湯で、坪庭との間に仕切りや窓はななく、庭の先にある板壁の隙間から風景を眺めることができます。
外来入浴では、50分一人800円で利用できます。しかも貸切で。
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霧島みやまホテル
霧島市牧園町高千穂3900-22
0995（78）2655 HP
含硫黄－ナトリウム－塩化物温泉
94.8℃
シャンプー類あり ドライヤーあり
内湯 露天
800円（一人）
11：00～20：00（宿泊者は24時間無料）
2014/4/26～27