砂利の駐車場に車を止め、受付と書かれた窓口で料金を支払い浴舎に向かいます。飲泉場を横目で見ながら浴舎の扉を開けます。
脱衣所と浴室は一体で、仕切りなどはありません。脱衣所には木製の棚と脱衣籠が並びます。
浴場は広く解放され、外気がそのまま浴室に流れ込んできます。しかし、鳥や虫などが入り込まないようにネットが施され、枯葉が舞い入ることもないようです。浴槽は男女を分ける壁に沿って配置され、左手に洗い場が設けられています。床にはすべてスノコが敷かれ、冷たい思いはしなくて済みます。
浴槽は土色と緑色を混ぜた濁りを帯びています。湯口の湯を口に含みます。酸味はさほど感じません。肌に泡付きはみられません。肌を刺激することもなく、穏やかな感覚が残ります。
洗い用の湯が注がれる長方形の枡に注がれる湯はやや熱めで、口に含むと酸味が明快に広がります。浴槽に注がれる湯とは異なる印象です。
浴舎は太や杉などの板がふんだんに用いられ、山に囲まれた環境にも合っているように見えます。
敷地内には家族湯、宿泊棟が建ち、安価に泊まれそうです。
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仙寿の里温泉
霧島市牧園町宿窪田3549
0995（54）5859
泉質不明
55.5℃
シャンプー類なし ドライヤーあり
内湯（解放型）
300円
8：00～20：00
2014/4/27