浴場はフロント奥から階段を下る。スリッパを脱ぎ脱衣所に入る。ステンレス製の棚が並び、プラ籠に服を重ねることになる。コインロッカー（有料）も用意されている。
浴室に足を踏み入れると、その広さに驚く。「せんだいのジャングル温泉」と玄関先に掲示があるが、植物や木々は蒸し湯付近に少々あるのみで控えめだ。
左手にずらりと洗い場が並ぶ。押し込み式の栓が昭和を語る。右手には長い浴槽が横たわる。壁際は歩行浴を兼ねている。右手前には蒸し湯がある。
湯口はその蒸し湯の影から伸びている。変わった形状だ。浴槽に満たされる湯は熱めだ。透明で弱い硫黄臭、口に含むとトロ味が広がる。
浴室を支えるのは太い鉄骨。錆が目立つ。長い年月が重ねられたのだろう。
戸外には屋根を持った露天風呂が用意されている。若草色のタイルが用いられた浴槽は、4～5人も入れば満員かもしれない。適温で心地よい。露天の側には川が流れ、向こう岸には雑木や杉などが迫る。眺めが楽しめるわけではないが、不思議な落ち着きを感じた。
家族湯もあるようだ。立ち寄り湯でも利用できるかは未確認。
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川内高城温泉 ホテルマル善
薩摩川内市湯田町6491
0996（28）0062
泉質不明（分析表見たらず）
泉温不明（分析表見たらず）
シャンプー類なし ドライヤーあり
内湯 露天 水風呂 蒸し湯
500円
11：00～21：00（土・日・祝：9：00～21：00）
2015/3/22